福島で銅線の出張買取を依頼!なかでも価値が高い「ピカ線」とは
ピカ線は「断面直径が1.3ミリ以上の銅線」を指す
ピカ線とは、断面直径が1.3ミリ以上の銅線のことです。非鉄金属スクラップ業者の業界用語であり、業者によっては「特一号」「一号銅線」「ピカ銅」「光線」などと呼ばれることもあります。
雑電線の芯に使用されており、電線から表面の被覆(皮)をとりのぞいて芯だけを取り出したものがピカ線として高価で取引されているのです。銅の純度が高いことから高値買取されているのですが、腐食や変色しているものだと取引額が下がります。
そのため、保管には十分に気をつけるようにしてください。
ピカ線は水分と反応して劣化するので保管状況に注意
ピカ線は水分と反応すると劣化し、黒ずんでしまいます。そのため水濡れに注意することはもちろんですが、空気中の水分にも気をつけなければなりません。
雨や水がかかることのない室内、湿度が低く乾燥した場所で保管するようにしてください。保管場所がなければ劣化しないうちに売却してしまうと良いでしょう。
しかし、ピカ線の買取価格は変動します。保管場所がある場合は劣化を防ぐために皮膜は剥がさずに保管しておき、買取価格が上がっているときに売却することをおすすめします。
雑線からピカ線を作り出す方法
雑線からピカ線をつくり出すための方法は、剥線機(はくせんき)と呼ばれる専用の機械を使って被覆を取り除くというものです。機械がない場合は、カッターナイフで取り除くことになります。
そのためには、まず扱いやすい手頃なサイズに切断しましょう。
それから電線を温めて、剥きやすくすることが大切です。これを怠ると取り除きにくくなりますので、注意してください。
そのうえでカッターナイフを使用し、被覆を取り除いていきます。ホームセンターなどで販売されている一般的なカッターナイフの使用が可能です。